最近思ったこと。

販売中公演一覧

 

 

■■■4月27日(土)ホテル湯本ホテル 阿智川 コンサート■■■■

湯本ホテル阿智川   バリトン坂下忠弘 ピアノ増田みのり

 

 

■■■■6月24日(火)19:00~ 二期会WEEK 第二夜 ~歌曲の世界 R.シュトラウス生誕150年に寄せて~ 料金4500円 サントリーホール ブルーローズ■■■■

主催:二期会21

ソプラノ:薗田真木子  メゾソプラノ:北村典子  テノール:坂本貴輝  バリトン:坂下忠弘

ピアノ室井摂・河野紘子

 

プログラム

シュトラウス「献呈」「万霊節」「セレナーデ」

山田耕筰「かやの木山の」

近衛秀麿「ちんちん千鳥」

 

 

皆様

 

こんにちは!

 

パリから帰ってきてから毎日仕事しています。先日大先輩に歌を聴いてもらった時のこと。本当の歌を歌うのはこれからがスタートだね。とぽろっといっていただきました。心の中でじわっと沁みてくるような感覚がありました。

昔先生からおっしゃられたことに対して小器用に対応し、できていると自負していた時期がありました。そんなことはわかっていると傲慢な態度をとった時もあります。わかっているけどできないんだから違う言い方をしてよ、今は点のとれる教え方をしてよ、とも何とも出来が悪い上に最悪な生徒だったと思います。笑

 

今思うととても恥ずかしい行為で、とても重みのあるお言葉だったなあと思うことが多々あります。全くうわべだけの歌を歌っていた時のことを思うとよくも悪くももうそんな風には歌えないんだろうなと痛感しているこの頃です。昔歌ったことのある曲を勉強しなおすのはなんと難しいことか。

実は声というものはほおっておいてもどんどん変化していくので、向き合いながら歌っていかなくてはいけないもので、気づいたときにはとんでもないことになってしまう恐ろしい可能性を秘めています。そしてどんどん体と喉と頭が固くなっていき、選曲は勿論声も感性も偏ってしまうのは怖いことでもあります。

 

常にニュートラルな感覚でどんな曲に対してもいつも謙虚でいたいと思います。勿論自分の声に対しても。様々な事があった今、「歌」がなんとなーーーーーくぼんやり見え始めた頃!何とも楽しいです。

 

 

PARISの写真を皆様にお見せします(^^)とても天気が良くて最高のステイでした!

 

 

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坂下忠弘