みなさま
あけましておめでとうございます(^^)
ご無沙汰しております。事務局の金でございます。(*´꒳`*)
昨年も、坂下忠弘に大きな愛と御声援をお送りくださり、誠にありがとうございました。私も何度か会場に赴き、皆さまと交流させていただきましたこと、大変嬉しく存じます。
本年も何卒宜しくお願い致します。
さて、2018年新年を迎え、当事務局はサプライズ企画を準備致しました!昨年ファーストアルバムに関するインタビューは、お陰様で多くの方々のご好評を賜りました。本年も坂下の音楽観を皆様にお伝えできればと思います。
そこで、坂下忠弘「新年インタビュー」を準備致しました。どうぞお楽しみくださいませ!♪
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ー明けましておめでとうございます。今年も頑張りましょうね。
<坂下>はーい。(突然)す、すっぱい!!!(カフェのレモネードが)が、頑張ります!
ー去年の新年会で、2017年の抱負を漢字一文字で表すと「飛」と言いましたよね。飛べましたか?笑
<坂下>飛んだんじゃないかな、飛んだと思います。すごく飛んだと。自分にとっては初めてのことが連続的にあって、跳躍できたと思います。
ー初めてのこととは?
<坂下>本番が一週間に一本といったスケジュールが続いたり。元々か弱いので、(笑)良く風邪をひいていました。なのでそれもあり少しセーブしていました。ですが2017年は体力的な限界も乗り越えました。CDも、自分のソロアルバムを含め4枚も収録しました。そして、ファンの皆さまと音楽を通じてここまで強いつながりを感じたこともひとしおで、とても幸せな2017年でした。
一隣でずっと見ていた立場としてもぶっ飛んでいたと思いました。ざっと数えてみたところ、CD収録とは別に、30くらいの本番がありました。大変ではなかったですか?
<坂下>大変でしたよー。後、このくらいの数が今の自分にとっては良かったと思います。人それぞれかもしれませんが、僕にとっては本番が終わった後の余韻に浸ることがとても重要なんです。自分の歌を自身で消化するのに時間がかかるんですよね。自己評価を含め、気持ちの面でもじっくり余韻を味わうことが僕にとってはとても重要な時間です。
ーリハや練習、打ち合わせなど含めると一つの本番のためにも準備の時間がたくさんかかりますよね。それでは本格的に去年を振り返ってみます。まず、コラボが多かった気がします。鳴海さんとのライブやハープ、チェロとの共演など。
<坂下>去年は自分にとって挑戦してみたい年でしたので、沢山のコンサートへ参加させていただきました。気付けば、鳴海さんなど、ジャンルの違うミュージシャンとのコラボが自然と増えていました。ただ、そう決めていたわけでなく、自然とそういう仕事やお誘いが多くなっていました。色んな人と共演することは、刺激も大きかったです。自分が考えている音作りと異なっていても、できるだけ相手の世界に近づきたいと思いました。
ー相手に合わせるために努力したということでしょうか。
<坂下>ただ単に合わせるというよりも、自分の円があったとして、それと相手の円にできるだけ近づき、交わりができるように努力しました。私は相手に合わせることは上手だと思いますが、去年は自分を意識しながらコラボをしました。自分の色を失わないまま相手との調和を作れるようにするのは、とても楽しいことです。それができずに自分を出し切れないのは、自分にとってもお客様にとっても失礼だと思います。去年のコラボ企画では、自分を出すこともできたと思います。それが自分の成長につながったとも思います。
ー去年は、色々な特別な企画に参加しましたよね。日本神話に関する公演とか、夏目漱石、カミーユ・クローデルワルツプロジェクト、天正少年など。キム個人的にはどれもかなり好きな企画でしたし、なぜかキムも鼻高々でした笑
<坂下>今まで僕は、自分の個性が弱いと思っていました。ですが去年のこういった企画を通して、自分もかなり個性的だなと思いました。例えば、天正少年の伊東マンショの役なんかは、自分とダブった役を作りました。昔は、ただその役になりきろうと思っていましたが、今はみんなの中で自分はどういう役割であるかを考え、自分の軸もできてきたので、役作りもすごく楽な面がありました。
ーワルツプロジェクトの歌唱なんかは「坂下さんじゃなければだめ」といった面もありましたよね。
<坂下>このプロジェクトは何十年前から構想が始まっていたそうですが、歌手がどうしても決まらず大変だったというお話は伺っていました。最終的には、パリにあるロダン美術館と、カミーユ・クローデル美術館で公演するのが目標です。日本で生まれたこの「アンニュイ」「エスプリ」のパフォーマティヴアートと呼ばれるものを世界に発信し、未来ある若者達へのオマージュとして一丸となって喜びと命というものを表現しようというもので、今まさに現在進行形プロジェクトなんです。何で僕じゃなきゃだめなのか?チームの皆さんと私の感性が合った、運命的なものだったと思います。本番が終わって一つのものを創り上げた喜びに心が震え、出演者たちで涙を流して喜びました。去年は有難いことに、そういった出会いがたくさんありました。今度は大阪で3月にありますー!
ー去年はディル活動を始め、全国各地で歌いましたよね。旭川、稚内、山形、福島、静岡、高知に、千葉、埼玉、神奈川まで。旭川に関しては観光大使にもなりましたし。
<坂下>本当に旭川に関しては家族のような、ふるさとのような温かい何かを感じます。観光大使就任記念チャリティーコンサートでも皆様のご協力がありとても幸せに歌うことができました。それ以外の地方に関しても、個性はそれぞれ異なりながらも、皆様大変温かい「おもてなし」で接してくださいました。このような地域の皆さまは普段クラシック音楽をあまり聴かないなどおっしゃいましたが、とても静かに聞いてくださり有り難かったです。クラシック音楽をあまり知らない土地だからこそ、ちゃんとした音楽を届けたいと心から強く思いました。僕の使命かも!ウケそうな曲やわかりやすい曲だけを歌うだけでなく、(余計なお世話かもしれませんが、)もっとも芸術的なものをお届けしたいと思いました。ピュアな方々の心を汚したくないと強く思いました。そういう意味で地方公演は楽しかっただけでなく、自分にとってとても大きな意味がありました。歌手としての使命のようなものも強く感じました。お呼びいただいたらいつでも行きます!
ー地方の皆様、宜しくお願い致します。去年は、坂下企画のディナーコンサート2回および、ホールリサイタルもありました。坂下さんはプログラムを組む能力が高いと音楽仲間からも評価されておりますが、選曲はどのようにされるんですか。
<坂下>ははは、そうですかね。音楽仲間から!?初耳ー。選曲は基本的に自分のインスピレーションです。ただ、自分はオープンストレートマインドで、奇抜すぎる選曲などもあるので、ピアニストの江澤さんなどにも意見をききます。でもやはり自分の好きなものは一貫しています。
大体がその後核となるものを決めます。そして、ココース料理のようにプログラムを作っていきます。メインディッシュを決めて、それに合う前菜やデザートを決める。始めから最後までサラダだけでも、肉だけでも嫌ですよね。個性の潰し合いになっちゃいます。コンサートも、良い前半があるからこそ良い後半があるんです。全体の調和を考えながらプログラムのバランスを考えていきます。
ー確かに、色々なジャンルの曲が混ざっていますが、その全体として坂下の味が出てきますよね。今後の方向性を教えてください。
<坂下>今後も、ヨーロッパの曲だけでなく、色んな地域の曲を演奏していくことを自分のライフワークとして考えています。今もレパートリーはありますが、意欲的な時期ですからもっと増やしたいですね。個人リサイタルにおいては、自分を見せる場でもありながら、挑戦的な実験をする場でもありますから、求めていきたい。それで初めてファンの方々にもお楽しみいただけるんだと思います。
ー今年もリサイタルの日程が決まりましたよね。
<坂下>はい。お仕事方もいらっしゃれるように、早めにスケジュールを決めました。まず、リサイタルは9月28日(金)豊洲シビックホールにて19:00開演。こちらレインボーブリッジが見える綺麗なホールです。コンセプトは「音楽に溢れるひと時をあなたに」です。もう一つは、12月16日(日)いつもの広尾シェモルチェでクリスマスショーを開催します。皆様のご来場をお待ちしていますね。時間は未定です。
ーこちらのチケットは、各公演日より6か月前に事務局にて予約を承ります。また告知致します。
ー最初に話しましたように、今年はCDもたくさん出ました。
<坂下>そうです。セカンドアルバム「ディモア」も出ましたし、ワルツプロジェクトのサウンドトラックCDも発売されました。尾崎亜美さんのアルバム「Life begins at 60」にもLaDillで一曲収録いたしました。(1/17発売)そしてまだ発売前ですが、こちらはテノールの田代万里生さんと、バリトンの加耒徹さんと、私の3人によるミニアルバムも川口リリア音楽ホールで収録済です。
ーCD、特にセカンドアルバムに関してはまた今度ゆっくりお話し聞いてみます。ということで、セカンドアルバムも、ファースト同様、皆さまが好きな曲ベストファイブを取ってインタビュー記事にしたいと思います!こちらのリンクから好きな曲三つお選びくださいませ。https://goo.gl/forms/adRo1k3ED3Lu02rt1(リンクは下にもございます。)
<坂下>わーい!楽しみ!皆さま投票宜しくお願いしますね!
ーそれでは今年の漢字一文字を決めてください。
<坂下>はい、今年は「進」です。思うこと、感じたこと、グズグズ考えずに進んでいきます。ただ一つ驚いたのは、自分で「進」と決めたあと、テレビをつけたら、とある番組で、今年の漢字が「進」となっていました。すごくないですか?
ーはい、すごいですね。運命です。それでは最後にファンの皆さまに一言お願いします。
<坂下>去年は数々のコンサートに、日本全国からお越しいただきまして誠にありがとうございました。地方でのコンサートにも、帝国ホテル宿泊者限定年越しコンサートにもお越しいただいたお客様もいらっしゃり大変心強かったです。僕も皆様から、言葉では表せられないほどの多大なエネルギーをいただいております。特に、事務局主催のコンサートでは、コンサート後のお客様とのお話もゆっくりでき、沢山コミュニケーションが取れるのでとても楽しみにしている企画でございます。今年も、皆さまと共に「音楽に溢れる時間を」できる限り多く持っていきたいと思いますので、坂下の歌声に癒されに(?)来てください。本年もどうぞ宜しくお願い致します!
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以上となります。
本文中にもございますが、下記リンクから、セカンドアルバムの中で好きな曲ベスト3をお選びくださいませ。二月頭くらいまで募集する予定です。
https://goo.gl/forms/adRo1k3ED3Lu02rt1
皆さまがもっともお好きな5曲を選び、曲の解説や曲に対する想いや収録時のエピソードなどをインタビュー形式でご紹介する予定です。たくさんのご参加をお待ちしております!
それでは今年も坂下忠弘を何卒宜しくお願い致します。٩( ᐛ )و